TOEICで英語力をのばすための心構え

Greatest Hits

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中学生の小生は軽い気持ちで、ALTに向かって中指を立て

fuck

と言った。私が初めてfuckを口にした瞬間である。
それを見た、カルメン・アボット先生は、凍り付いたような表情をして、私の中指を覆い隠した。
張りつめた緊張感が彼女の表情から読み取れる。私は、母上に買ってもらった2PacのグレイテストヒッツのPVからの言葉をただ再現しただけだ。だのに、カルメン・アボット先生はおこっているやうだ。小生は何か悪いことをしたのか?そう感じていた。
何かいけないことをしてしまったに違いない。それだけは彼女の表情から明らかだった。英語で毎日日記を書いて仲良くなったカルメン先生との日記交換もこれが原因でできなくなってしまうのか。小生はその一日終止落ち込んでいた。

勉強机に座った小生は、いつもより沈んだ気持ちでメカニカル・ペンシルを握っていた。日記を開く。昨日のページにぎっしりとコメントが書いてある。今日の一件について言及しているようだ。fuckは本当に汚い言葉なので使っては駄目。そしてfuckの意味がどのようなものなのか説明されていた。私は嬉しかった。インターネットも家では使えなかった時代である。いとこに懇願して譲ってもらったぼろぼろのジーニアスを調べても

to have sex

としか書いてない。これでは意味の知りようが無い。わからなかった言葉を実際にその言葉の意味を知っている人にキチンと説明してもらったことが嬉しかった。その新しい言葉が、私の見る世界を広げてくれたのを感じた。

そんな私は、アメリカ合衆国に住みたいという願望を抱きながら、高校、大学と進学する。

その頃だろうか、TOEICという言葉を目にしはじめたのは。小生の通っていた大学ではTOEICの規定点数が単位習得に必須とされた。授業はすべてTOEIC向けの対策授業で、TOEICを強制で受験させられる。私はそこで初めてTOEICの受験をする。初めての受験では800点であった。その後、2年後に2回目受験945点, 3年後に3回目受験で945点, 4年後に4回目受験で980点(2012年2月)を取得した。最初の受験は公開テストではないのでスコアの有効性は無い。現状では、検討がつかないような問題はほぼ無い。凡ミスか集中力切れによる聞き逃しで数問間違えるぐらいだろう。

点数など重要ではない。小生が最も強調したいことは、この点数に至る日々の勉強で、TOEIC用の教材を一切使っていないということである。

小生は、2009/10/13日のmixi日記で以下のように述べている。

初めに言っておく。
TOEICで点数をあげたいだけなら、もうTOEICなんて受けなくていい。
TOEICの点数をあげるために問題集をやるのも、同じ理由で止めた方がいい。

TOEICの点数は、自分の能力を客観的に証明しなきゃいけないから必要であるだけで、点数だけにとらわれて、高得点をとるために勉強するのでは意味はない。

「英語を語学として大成したいという願いの元に、勉強し、結果、高得点がとれる。」

これが正しいTOEIC受験へのあなたのモラールの筋書きである。

(英語の前に、日本語の書き方を勉強しろという突っ込みはご容赦願いたい。)

今年度のスコアはこの文言を自分の身を以て示したことを意味する。

TOEICの問題集や対策本にある英語は死んでいる。

と私は憶っている。脈略も何もない文が本来の言語としての役割を削ぎ取られ、問題としてのせられている。もちろんそのアーティフィシャルな英語をあえて楽しむということにおいては試験問題であっても意味はある。

まあ、要するにもっといい英語を咀嚼していこうじゃないかということである。生きた英語とか言い出すと胡散臭いので辞めておくが、このインターネットの時代、リアルな英語の文章を手に入れるのはそんなに難しくはない。そんな死んだ英語をしかめっ面で見ているよりは、リアルな英語を読んだ方がよっぽどためになる。この方法では、すぐには点数は上がらないかもしれないが、ただ単に問題の数をこなすより、パーシステントに身に付く。

以下、私のオヌヌメする参考書などを紹介する。

人生を変えた一冊 。初学者にはつらいかもしれないが、700点台からの人にはいいのではないだろうか?

Writing Academic English (The Longman Academic Writing Series, Level 4) (4th Edition)

Writing Academic English (The Longman Academic Writing Series, Level 4) (4th Edition)

非常にいい、論理だった文章を英語で書くための知識

英語をしゃべりたい人にお勧めの動画

実は英語がしゃべれないジャパニーズなど日本にはいないのではないだろうか、義務教育で6年は英語を勉強しているのだから。ようは勇気があるかないかである。 恥ずかしがらずにしゃべればいいのである。小生が渡米2週間後に初めて人前でしゃべったときの記録である。こんなゴミ英語でも、レイシストでなければしゃべれば聞いてくれるのである。

生先生

元来彼は、日本語を教えているのだが、英語も学ぶことができる。

ポッドキャストは非常に有用な教材になりうる。しかし選び方に注意していただきたい。ポッドキャストにもレベルがあるので、うまくレベルアップして聞いていかないと、分からなすぎて嫌になってしまう。これより、小生の独断と偏見によるリストアップを行う。簡単なものから難しいものへ

Urban dictionary

一つ一つの単語の説明が非常に面白い。これみているだけで一晩明かせる
http://urbandictionary.com/

eChatバンクーバー [550点前後]

非常に簡単。日本語解説あり。留学生などをゲストに招いて番組を進行。話題は面白い。日系カナダ人がホスト。声がタイプ。全エピソードを消化した。
http://echatvancouver.com/

ESLポッドキャスト [600点前後]

嫌になるぐらいにゆっくりしゃべってくれます。小生が初めて聞いたのはこれでした。にちじょう会話なので内容があんまり面白くない。簡単すぎるので今はもう聞かない。
http://www.eslpod.com/website/index_new.html

TOEIC Upgrader [600点前後]

TOEICの提供するポッドキャスト。内容はESL Podcastに似ている。日本語がへん。全エピソード消化
http://square.toeic.or.jp/kyouzai/englishupgrader/podcast/

British Council Elementary Podcast [650点前後]

ブリティッシュアクセントフェチならこれ。
http://learnenglish.britishcouncil.org/en/elementary-podcasts

The New Boston Live Podcast [750点前後]

ローラがかわいいし、おっぱいが大きいのがポイント。惜しまれつつも番組終了。ペットボトルで見えないときがあるので注意。

BBC Radio 4 [850点前後]

初学者には難しいと思う。
http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/cc

CNN Breaking News Podcast [850点前後]

初学者には難しいと思うの。
http://edition.cnn.com/services/podcasting/